エンディング |
シグマ | 後は、この装置を破壊するだけだな・・・・。 |
オメガ | ・・・・やはり俺はかてねぇのか・・・・。
まったく、ここまでやってかてねぇなら、清々すらぁ。
わかったよ、俺はお前を認めるぜ・・・・。 |
シグマ | オメガ・・・・。 |
ブレンダ | やめて!
アンタ、一度能力を使っているじゃないか! |
シグマ | だけど、俺がやれなければ世界は・・・・。 |
ブレンダ | その代わりに、アンタは・・・・。 |
シグマ | 大丈夫。
俺は不死身だって言っただろ? |
ブレンダ | ・・・・信じているからね。
絶対だよ・・・・。 |
シグマ | 頼むぞ、ラングリッサー・・・・。
・・・・はぁーっ・・・・。 |
一同 | ・・・・・・。 |
シグマ | ・・・・ダメなのか・・・・?
やはり俺は欠陥品なのか・・・・俺では無理なのか・・・・。 |
オメガ | バカ野朗・・諦めんのかよ・・・・。
完成品の俺に勝てたお前が、欠陥品の訳がねぇだろ・・・・。
俺が能力の使い方を教えてやる・・・・。
俺とお前の増幅装置をシンクロさせりゃ、それくらいどうって事ねぇ・・・・。 |
シグマ | オメガ!
お前、その傷で能力を使えば・・・・! |
オメガ | バカ野朗!
人の事心配している時じゃねぇだろ!
この世界と、どっちが重要なんだ。
お前はその為に来たんだろうが! |
シグマ | ・・・・わかった。 |
クラレット | ・・・・守りたい・・・・。 |
アルフレッド | ・・・・救いたい・・・・。 |
ブレンダ | ・・・・アタイらの世界を・・・・。 |
ランフォード | ・・・・父との誓いを・・・・。 |
マリアンデール | お願い・・・・世界樹よ・・・・力を貸して。 |
シグマ | みんな・・・・みんなの力を、想いを・・・・俺にくれぇ! |
オメガ | うおおおおおっ! |
制御プログラム | 警告。
ペイリアの自爆装置が起動しました。
内部の人間は、すみやかにクリムゾへ退避して下さい。
繰り返します。ペイリアの自爆装置が起動しました・・・・。 |
アルフレッド | やった!
やりましたよ! |
ランフォード | ・・・・ああ、どうやら成功したらしいな。
だが、我々に脱出する手段はない。 |
オメガ | ・・・・・・人助け・・・ってのも・・・・悪く・・ねぇ・・・・グフッ! |
アルフレッド | ・・・・オメガさん、あの傷で能力を使ったから・・・・。
ブレンダさん、彼は・・・・。 |
シグマ | ・・・・・・・・・・・・。 |
ブレンダ | ・・・・バカだよ・・・・こんなになるまで生命力を使って・・・・。
これじゃ、生きてるとは言えないじゃないか・・・・。
・・・・うそつき・・・・うそつき・・・・! |
ヴィラージュ | みんな、諦めるな! |
クラレット | ヴィラージュさん! |
ヴィラージュ | 急げ!
早私くしないと、爆発に巻き込まれる! |
| |
ヴィラージュ | ペイリアが爆発する!
しっかり、捕まっていろ、衝撃波が来るぞ! |
クラレット | ・・・・どうやら助かったみたいね・・・・。 |
ヴィラージュ | 安心するのはまだ早い。どうやら今の衝撃で自動操船でーたが壊れたみたいだ。
魔動炉は無事だが・・・・。 |
ブレンダ | 手動操船に切り換えたらどうだい? |
ヴィラージュ | それも駄目だ。
切換装置も壊れている。
唯一の手段は通信によるデータの修正だが・・・・。 |
ブレンダ | それじゃ、このまま一直線に飛び続けちまうってことかい・・・・。 |
ヴィラージュ | すまないな。
せっかく助けに行ったのに、ぬか喜びさせてしまったようだ。 |
シグマ | ・・・・・・。 |
ブレンダ | 嘘つき・・・・。
自分だけは死なないって、不死身なんだって言ったじゃないか・・・・。
約束したじゃないか・・・・。 |
| |
シグマ | ・・・・みんなは・・・・世界はどうなったんだろう・・・・。
まぁ、いいや。
やれるだけのことはやった。
未完成品にしてはよくやったよな・・・・。
もう疲れた・・・・。 |
??? | 諦めるな。 |
シグマ | ・・・・誰だ・・。 |
ジークハルト | 私はジークハルト。
いや、君にはラングリッサ―と名乗った方が良いかも知れぬな。 |
シグマ | ラングリッサ―・・・・。 |
ジークハルト | 私は長い時を剣の中で過ごし、この時代を見守ってきた。 |
シグマ | そうか・・・・あなたの力がペイリアを止めたのか。 |
ジークハルト | それは違う。
君の力だ。
私は人の想いを集める事しかできない。
君の力が、人の想いが無ければ、私には何も出来ない。 |
シグマ | ・・・・どっちでもいいさ。
この世界が・・・・人々の幸せが守れたのなら・・・・。
俺は疲れた・・・・。 |
ジークハルト | 確かに君は人々の幸せを守った。
次は君が、自分の幸せを掴む番だ。 |
シグマ | 俺の・・・・。 |
ジークハルト | 聞こえないのか?
感じないのか?
彼女の想い、彼女の愛を・・・・。
さぁ、目を覚ますのだ! |
ブレンダ | ・・・・まさか・・・・? |
シグマ | ・・・・う・・うう・・・・ペイリアは・・・・。 |
ブレンダ | ・・・・大丈夫よ!
ペイリアは破壊できた。
ペイリアとクリムゾの衝突は避けられたんだよ。
・・・・アンタが頑張ったから・・・・みんな、みんな助かったんだよ。 |
シグマ | そうか、よかった・・・・。 |
ブレンダ | ・・・・生きてる…本当に生きている・・・・。 |
シグマ | どうしたんだ、ブレンダ?
顔がくしゃくしゃだぞ。 |
ブレンダ | ・・・・ばか・・・・誰のせいだと思ってんだい。 |
シグマ | 言っただろう?
俺は不死身だって。 |
ブレンダ | ・・・・ばか・・・・。 |
アルフレッド | でも、どうして・・・・。 |
シグマ | ああ、ラングリッサ―が・・・・彼女の想いが俺に力をくれた。 |
ランフォード | そうか。
愛ほど強力なエネルギーはない。 |
| |
クラレット | どうしたの? |
アルフレッド | まさか、船が爆発するんですか? |
ヴィラージュ | ちょっと待て・・・・・・自動航行が正常に作動している。
コースは・・・・地上だ! |
ランフォード | しかし、どうして・・・・。 |
レインフォルス | 今、遠隔操作で、その船の行き先を地上にセットした。
後は眠っていても地上に着けるだろう。 |
ブレンダ | レイン! |
レインフォルス | みんな、良くやってくれた。
クリムゾ二アを地上に降ろした甲斐があったというものだ。
これからは、我が民を頼む。
君たちまら安心してクリムゾ二アを託せる。 |
ヴィラージュ | 何を言っているんだ?
託すとは・・・・。 |
レインフォルス | どうやらペイリアの爆発の余波で、また軌道が外れたようだ。 |
ブレンダ | ならば、すぐに脱出しなよ! |
レインフォルス | 残念ながら、最後の船も先ほど出発したばかりでね。 |
マリアンデール | そんな・・・・。 |
クラレット | せっかくみんな仲良く暮せる世界になるんじゃない!
それなのに・・・・。 |
シグマ | レインフォルス・・・・。 |
レインフォルス | 君たちには世話になった。
まだまだ話したい事があったが、そろそろ通信が途絶える。 |
アルフレット | ・・・・もう会えなくなってしまうのですか? |
レインフォルス | 君たちとはそ最後になるかもしれない。
だが、200年経てば、私は戻ってくる。
幸い、尽きかけていたマナも補充できたのでね。
次に戻った時、平和になった世界を見せてもらうよ。
それでまで、さらばだ・・・・。 |
ブレンダ | レイン! |
シグマ | さらばだ、レインフォルス。
お前が帰ってくるまで、地上の平和は壊しはしない。 |
ランフォード | そうだな。
これからが大変な時代かも知れない。 |
シグマ | さぁ、帰ろう!
俺達の星に! |